ahamo切り替えにあたり、ドコモメールをフルバックアップした話。

 前置き

docomoユーザの皆さん、新料金プランahamo。めちゃくちゃ魅力的なプランですよね。
自分も乗り換えようと思っています。
しかし、メールサービスがなくなることから、メールアドレスの移行やメールデータのバックアップなど、やらなければいけないことがたくさんあります。(いっそリセットするのもアリ...
しかし、iPhoneやAndroidスマートフォンを使いちまちまコピーするのは面倒くさい。
というわけで、今回はPCを使いドコモメールのメールデータをフルバックアップしてみたいと思います。

なお、参考にする場合は自己責任でお願いします。

やること

・ドコモメールでIMAPの利用設定確認
・Thunderbird(IMAP利用できるメーラならなんでも可)のインストールと設定
・メールのダウンロード


IMAPの利用設定確認

まずはじめに、ドコモメールをPCでも閲覧できるように設定をする必要があります。

設定確認はMydocomoから行います。スマートフォンからでないと設定出来ないかもしれません。
Mydocomoにログインしたら、
設定>メール設定>設定を確認・変更する>IMAP用ID・パスワードの確認
に書かれているIDとパスワードをメモしてください。
パスワードは、Mydocomoのログイン等で利用するものと異なるので注意してください。

Thunderbirdのインストール

こちらから、Thunderbirdと呼ばれるメーラーをインストールします。
ダウンロードが完了したら、ウィザードに従いインストールします。
基本的にそのままの設定でインストールして大丈夫です。




Thunderbirdのセットアップ

インストールが完了すると、既存のメールアドレスを設定できるようになります。
ここにドコモメールの情報を入力していきます。

あなたのお名前:任意の名前(送信時に表示されたりする)
メールアドレス:ドコモメールのアドレス(xxxx@docomo.ne.jp)
パスワード:上記で確認したIMAPパスワード

受信サーバ
プロトコル:IMAP
サーバ:imap.spmode.ne.jp
ポート番号:993
SSL:SSL/TSL
認証方式:通常認証
ユーザ名:上記で確認したIMAPのID

送信サーバ
プロトコル:SMTP
サーバ:smtp.spmode.ne.jp
ポート番号:465
SSL:SSL/TSL
認証方式:通常認証
ユーザ名:上記で確認したIMAPのID




設定はこのようになります。
初期画面では上半分の表示ですが、情報入力し手動設定を押すことで、すべての項目を表示することが出来ます。


設定が完了すると、ドコモメールがPCで送受信できるようになります。
件数が多いと受信に時間がかかる場合があります。気長に待ちましょう。




最後に同期とディスク領域から自動削除等が行われないよう設定しましょう。





メールデータのコピー

メールデータをローカルフォルダにコピーします。



先程の画面下部にローカルフォルダーというものがあります。
ここにドコモメールバックアップ用のフォルダを作り、受信トレイなどをドラッグ・アンド・ドロップすることでメールデータをコピーすることが出来ます。
作業には時間がかかります。

この作業でコピーされたデータは、ローカルフォルダーの保存ディレクトリに格納されます。

メッセージ保存先のパスを開くと

データが保存されていることがわかります。
正しく保存されていれば、LocalFoldersディレクトリをコピーすることで他PCで開くことも出来ますし、バックアップとして保管することも出来ます。


ahamo切り替え後

ahamo切り替え後は、このようにログインできない旨を知らせるエラーメッセージが表示されます。しかし、ダウンロードしておいたメッセージは問題なく閲覧できることがわかります。






参考文献

メールをパソコンにバックアップする:https://ml-wiki.sys.affrc.go.jp/help/email/backup




ばいち


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