Pixel3をAndroid12にアップデートしたところ、独立したWi-Fiボタンが削除され、インターネットボタンに統合されてしまいました。これが検証時にとても不便な為、復活させたいと思います。
真似する際は自己責任でお願いします。
adb環境の用意
今回はhomebrewがインストールされているMacを対象に説明します(希望があれば他バージョンも書きますが、おそらくググったほうが早いでしょう。)
ターミナルで
> brew install android-platform-tools
を実行します
するとインストールされます。
すごく簡単。
adbの実行
スマートフォンの開発者モードを有効にします。
設定>デバイス情報>
にある「ビルド番号」
を複数回タップすると開発者モードになります。
次に
設定>システム>開発者向けオプション
から「USBデバッグ」を有効にします。
ここでPCとスマートフォンをUSBケーブルで接続します。
スマートフォンにPCとの接続許可を求める画面が表示されますので、許可します。
最後に、PCのターミナルから
> adb shell
と入力すると、
[任意の名称]:/ $
と表示され、スマートフォンのターミナルに入ることができます。
メニュー項目を有効化するコマンドを入力します。
> settings put secure sysui_qs_tiles "$(settings get secure sysui_qs_tiles),wifi,cell"
すると、新たにWi-Fiとモバイルネットワークの項目が追加されます。
Wi-Fiボタンのみで良い場合、上記コマンドからcellを削除することで対応できます。
(このコマンドをうまく使うと配置や項目を一発で設定できたりもするので、興味がある方は試してみると面白いかと思います。)
設定直後、アニメーションが安定しない印象がありましたが、再起動した所マシになったように思います。しばらく様子を見てみます。
反映確認後、
> exit
でadbを切断することができます。
処理が終了した後は、USBデバッグの設定を解除しておきましょう。
それでは、ばいち。
コメント
Android12でステータスバーの電池アイコンを削除する方法は、把握していないです。申し訳ありません。