10Gb環境におけるMTUの変更比較(1500,4000,6000,9000byte)

 こんにちは。
今回は、PCとNASを接続した10GbNW環境においてMTUを1500byte, 4000byte, 6000byte, 9000byte と変更した際に、CrystalDiskMarkの結果がどう変化するか実験したので、備忘録として残しておきます。

NAS側の状態にも左右される実験方法ですので、必ずしも毎回この結果になるわけではないと思います。NWのみで確認したい場合はiperfとかを利用するべきでしょう。


実験環境

PC(Windows10 22H2, Intel 560SFP+, CrystalDiskMark 8.0.4)
↓↑
Brocade VDX 6740(同一VLAN)
↓↑
NAS(TrueNAS-13.0-U4, Intel 560SFP+, SMB)

実験結果

1500byte


4000byte


6000byte


9000byte



まとめ

10Gbを活かすにはMTU1500byteでは足を引っ張る可能性があるということがわかりました。適切な値は用途にもよりそうではありますが、この結果だけをみると6000~9000byteに思えます。とりあえず9000byteでしばらく運用してみたいと思います。




ばいち

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